タイトル:ひとりたびの効能

だいぶ状況も落ち着いて、旅ができるようになってきた。
少し前から旅には出ていたものの、ひとりたびは本当に久しぶり。
年をとると、自分の内側の声が小さくなってくるのか、「~~したい」の声を大事にしてあげないといけない。体力の低下から、したいけどできない、やりたくないに流れがちだ。いまですらそうなんだから、もっと年をとったら、家からでなくなるだろう。

 

 

 

 

 

 

そろそろひとりたびしたいと昨年の秋ごろから内なる声はでかくなってきていて、2月についに行動に出た。出かける2日前に航空チケットをとり、ホテルをとり、レンタカーを借りた。年を取ると公共交通機関は疲労が増す。ひとりだとレンタカーは割高なんだけど、結局何をするにも体力って大事なんだよね。

 

 

 

 

 

 

世間知らずなもので、直前にとると航空チケットも安くはならない。そうだよな。知ってた。 世間知らずというよりは、すぐに忘れる。あと、後先のことは考えない。
まあ、そんなこんなで、危うく知らない道で逆走しかけるわ、レンタカーのナビがぽんこつ過ぎて案内されたところに道がないわ(スマホのナビで助かった)、なんも調べてないから地元グルメは食べられないわ、人さまが見たらあきれ返るような旅だったんだけど、これがもう、とんでもなく楽しかった! ストレス解消にはひとりたび最強。文句言うやつもいないしね!

 

 

 

 

 

 

ずいぶんと前に誰かがツイートしていた「うどんを食べたいというだけで香川に行くのも全然あり」(おぼろげな記憶)ということばが印象に残っている。
私もそんな風に身軽に生きたいものだ。