古い物、特にメカっぽい物を見るとワクワクします。
今はコンピューターで色々なことが出来てしまいますが、
それ以前は物が動く仕組みで出来ていたことがたくさんありました。

我が家には何故かタイプライターがあります。
たまに思い出したときに物置から出してきて触ってみたりします。

 

 

 

 

 

 

 

キーの配列はパソコンのものとは少し違いますね。

まず数字の「1」がありません。
同じ形なのでアルファベットの小文字の「l(エル)」を「1」として使います。

左右の下段にある何も書かれていないキーはシフトキーです。
左側は 2 つありますが上の少し小さいのを押すとシフトした状態で固定できます。

「TAB」は想像が付きますね。この機種は 10 文字ごと移動します。

「→」は位置が 1 文字戻ります。

「REPEAT SPACE」は押している間スペースが連続で入ります。
電気は使って無いので機械仕掛けです。

「⇔」はキーが絡んだときに押すキーです。
キーを打つのが速すぎると、キー同士がぶつかって動かなくなってしまうんですね。
これはタイプライター特有の機能です。

いくつかのキーは今もパソコンのキーボードに名残として残っています。
そういうところも面白いなって思います。